
インテリアブランド「イデー(IDEE)」の創業者でありインテリアやランドスケープのプロデュースなどを手掛ける流石創造集団の黒崎輝男社長が3月23日、死去した。76歳だった。黒崎氏は1949年東京生まれ。85年に「イデー ショップ」を南青山・骨董通りに出店。国内外のデザイナーと協業しオリジナル家具の企画販売などを行い、バブル期以降の日本における“美意識のある暮らし”の礎を築いた。
同氏は2005年に流石創造集団を設立。廃校を再生した「IID 世田谷ものづくり学校」やユニークな講義を展開する学びの場「自由大学」を創設し、青山・国連大学前で「ファーマーズ マーケット @ UNU」をスタート。その後も、青山246沿いの駐車場にキッチンカーが集まるコミュニティスペース「246 コモン」やクリエイターが集う場の「みどり荘」など、社会とコミュニティー、個をつなぐ“場”を手掛けてきた。良品計画が17年「イデー」を合併吸収し展開している。
美意識を通して日本の暮らしと社会の変化に多大なる影響を与え続けた黒崎氏のご冥福を祈る。