
今週は西武渋谷店が閉店するニュースが話題を呼びました。
改めて1970〜80年代にセゾングループが手がけた渋谷の街づくりを思い出した人も多いでしょう。西武渋谷店から渋谷パルコに至る坂道を公園通りと名付け、この一帯にさまざまな文化施設を点在させる。華やかなストリートを歩き回ること自体をファッションにした功績は歴史に残ります。それまでの百貨店が館(やかた)の中で客を囲い込もうとしたのに対し、ベクトルを外に向けて街づくりへと発展させたわけです。
セゾンの手法は、今も百貨店にとってお手本です。
現在、パルコを傘下に持つJ.フロント リテイリング(JFR)は、名古屋・栄に新しい商業施設「ハエラ」を6月に開業します。目抜通りである大津通には、このハエラのほか、松坂屋名古屋店、名古屋パルコが並ぶことになります。この一体は久屋大通公園にも面していて、歩くのが楽しい場所です。周辺には地元の名店もたくさん点在しています。栄を盛り上げることが、JFRの収益にも直結するという考えです。
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