紙面紹介

販売員特集2025 トップセールス37人「プロフェッショナルの心得」【WWDBEAUTY付録:2025年上半期“本当に売れた”ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」9月22日号は人気企画「販売員特集」をお届けします。

ファッション&ビューティ業界の37人のトップセールスに、接客販売のプロとしての心得を聞きました。彼ら彼女らの仕事術には、小売業にとどまらず、消費者にモノやサービスを届けるための普遍的なヒントがたくさん詰まっています。

今回登場するのは「ロンハーマン(RON HERMAN)」「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」「マウジー(MOUSSY)」「プラージュ(PLAGE)」「ニコアンド(NIKO AND...)」「ピンクハウス(PINK HOUSE)」「フレイ アイディー(FRAY I.D)」といったファッション系から、「アットコスメ(@COSME)」「ランコム(LANCOME)」「ゲラン(GUERLAIN)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」などのビューティ系まで、さまざまな分野の販売員です。年齢も20代から70代まで幅広い顔ぶれ。接客手法は十人十色ですが、共通するのは目の前の顧客のために全力を尽くす姿勢です。それぞれのインタビューを読むと、陰で相当な努力をしていることが分かります。

トップセールスは年間で数千万円、場合によっては数億円の売り上げを稼ぎます。SNSを駆使して全国からファンを呼ぶ販売員も珍しくありません。デジタルの発展によって販売員の役割が拡張される時代になりました。優秀な販売員の確保は、企業やブランドの命綱です。

特集以外でも9月12日に開業した話題の商業施設「ニュウマン高輪」のリポート、AI(人工知能)活用で注目を集める仏アパレルCADのレクトラの掘り下げ記事、販売員からDJやネイリストに転じた女性の活躍など、盛りだくさんの内容です。

(COVER CREDIT)
ART DIRECTION & DESIGN:RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN:CHIGE (GWISUB JUNG)

2025年上半期ベストコスメ発表

「WWDBEAUTY」では2009年から「ベストコスメ特集」を掲載しています。弊紙のベスコスの特徴は、全国の百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECにアンケート調査を実施して、売り上げの上位3位を集計しランキング化していることです。対象期間に発売された「ニュープロダクト(新商品)」と、これまで発売された全商品を含む「ヒーロープロダクト(総合)」に分けて表彰しています。

従来は美容誌と同様に6月に上半期、12月に下半期ベスコスを発行していましたが、今年は9月と3月に変更。その理由は、アンケート調査に基づいてランキングを決定する特性上、6月に発行するには1〜4月に発売した商品に絞られてしまい、本当の上半期にならなかったからです(下半期は5〜10月に発売された商品が対象)。今回は集計期間を正々堂々と1〜6月にし、“本当の意味”での上半期ベスコスを発表します。

最先端技術を詰め込んだスキンケアに勢い

25年上半期の百貨店コスメ市場は、技術と研究の進化を凝縮したスキンケア商品が改めて注目を集める結果となりました。中でも象徴的だったのは、表紙にも採用した「コスメデコルテ(DECORTE)」の“AQ 毛穴美容液オイル”。量子コンピューターを活用した先進的なアプローチは発売前からSNSや美容誌で話題を集め、圧倒的な支持を獲得しました。ビューティ業界に新たな章の幕を開け、未来の可能性を切り開いたといえます。

そんな印象的なクレンジング・洗顔部門をはじめ、「WWDBEAUTY ベストコスメ」は3チャネルへのアンケート調査を基に“本当に売れた”アイテムを14カテゴリーで選出しました。25年上半期は36店舗の協力の下、1〜6月に発売したニュープロダクトとこれまで発売された全商品を含むヒーロープロダクトに分け、ベスト3を表彰します。百貨店の各カテゴリーについて、有識者に上半期の分析と下半期の予測を寄稿してもらったほか、16のブランドを取材し売れた理由を明らかにしました。今期を総括した保存版としてぜひチェックしてみてください。

(COVER CREDIT)
PHOTO : YUKI SAITO
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN : CHIGE (GWISUB JUNG)

<訂正>「WWDBEAUTY」9月22日号P.4「コスメデコルテ」の記事中、コーセー コスメデコルテ事業部 ブランドマネージャーの正しい名前は、藤永あすか氏です。

CONTENTS

FEATURE

  • トップセールス37人から学ぶ 販売員 プロフェッショナルの心得

FOCUS

  • 高輪ゲートウェイ駅前に5万㎡で開業 ルミネが挑む「ニュウマン高輪」で街作り
  • 世界の3分の1の衣料品生産を支えるレクトラ AIで“第4次産業革命”を目指す

SERIES

  • OVERSEAS NEWS 米「WWD」の翻訳記事をまとめてお届け!:「グッチ」の新CEOは親会社の副CEO 低迷が続くブランドのテコ入れに本腰、他
  • 美容ジャーナリスト 齋藤薫のビューティ業界へのオピニオン:Vol.57 付録をつけなきゃ売れない? 雑誌の役割は一体どこへ行くのだろう?
  • Beauty Insight ビューティ賢者が持論展開:Vol.222 カラークリエイションにアーティストは必要?(木津由美子 /ビューティ・ジャーナリスト)

EDITORS’ LETTER

  • VRコンサートの価値は、「信仰の現場」なのでは?(村上要 /編集長)

EDITORIAL NOTE

  • 編集後記 今週の特集お届け隊:販売の仕事で輝く人々にフォーカス(林芳樹 /編集委員、伊藤花笑 /編集部記者)

FASHION&BEAUTY PATROL

  • 販売員だった彼女たちの“今”を追う

【付録】WWDJAPAN BEAUTY

FEATURE

  • 2025年上半期ベストコスメ 最先端技術を詰め込んだスキンケアに勢い

FOCUS

  • 米国化粧品市場、2025年上半期 マスビューティがプレステージを超える伸び
  • SNSで2000万回再生の秘密 “破壊”から生まれる独自の撮影スタイル(Ryo(リョウ) /写真家)

SERIES

  • HIT RANKING:8月のクレンジング売り上げトップ5 百貨店編

RON HERMAN x ビジネスの記事

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WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

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