ニュウマン高輪で必見なのは、実は上層階。ノース28階と29階の「ルフトバウム」は“都心の別荘”をコンセプトに、大きな木々が生い茂る庭園がある。
28階「翠の庭」は100坪強の屋上ガーデン。日本の植物、富士山も望む絶景の眺望、音と光に包まれる体験など、五感を刺激する癒しの空間が出来上がっている。上空約150mとは思えない不思議な空間。大きなチャボヒバは28階までクレーンで吊り上げて搬入したという。
イベントスペース「月白の庵」ではヘラルボニーとの共創した空間「縁」が期間限定で公開されている。イベントスペースはもう1カ所あり、共に緑に囲まれている。飲食店はオールデーダイニングの「ザ・パブリック・スペース」や江戸前寿司「スシ トウキョウ テン」、焼肉KINTANの新業態など8店が入っている。
29階には大パノラマを生かしたレストランが登場
最上階である29階には「割烹 BUTAI」「ウルフギャング・ステーキハウス」「TEPPANYAKI 10」が出店。どこも大パノラマを生かしたエンターテインメント性を備えた空間で、特別なひとときを提供する。
八芳園が手掛ける「割烹 BUTAI」は。“江戸”をテーマに、日本各地の厳選した素材を使った料理を心地よいもてなしと共に提供する。「白金台の八芳園がハレ(祭礼)なので、高輪ではケ(日常)を表現したいと考えた」と八芳園の関本敬祐・取締役総支配人。店内にはカウンター席と特別個室のほか、職人が調理するカウンターキッチンを囲むように5つの半個室を設置し、高層階ならはの景観をバックに調理する料理人の仕事を見ながら、会食を楽しめる“割烹スタイル”にこだわった。「店のしつらえや道義具、食材や料理も全て日本の素晴らしいものを集め、提供する。店名にはそうしたものにスポットを当て、輝かせたいという思いを込めた」と熱く語る。
「ウルフギャング・ステーキハウス」は、世界各国の店の中でも最高層に位置しており、“最上”がテーマ。極上のステーキを壮大なパノラマと共に楽しめる。個室3部屋とバーエリアを備え、全181席。“但馬太田牛のプティフィレミニオン”(2万4200円)など、高輪店のみで楽しめる限定メニュー6品もラインアップする。
ここでしか味わえない料理と空間が間違いなく楽しめる。