ファッション

「ルイ・ヴィトン」が神戸店を移転オープン 最新コンセプトの3フロアでメンズ&ウィメンズ、家具まで網羅

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は3月19日、神戸の旧居留地に構える店舗を移転し、新神戸店をオープンする。地下1階~2階までの3フロアにおよぶインテリアデザインは、建築家ピーター・マリノ(Peter Marino)がパリのヴァンドーム広場などの店舗設計に際して考案した、最新のグローバル・コンセプトに沿ったものだ。 流線形を基調とした開放的な店舗の1階は、ウィメンズのレザーグッズやアクセサリー、トラベル製品、フレグランス、ウオッチ & ファインジュエリーの売り場。 2階はウィメンズのプレタポルテやシューズ、ハイエンドのレザーグッズ。メンズと家具の「オブジェ・ノマド コレクション」は、地下1階で販売する。地下1階と2階には、VIP顧客に対応するサロンを設けた。

 「ルイ・ヴィトン」が神戸に店舗を構えたのは、1983年。40年に及ぶ絆を表現すべく、神戸店では日本のアートやデザインにオマージュを捧げた。イサム・ノグチがデザインした「Freeform」のソファとプーフ、天童木工による椅子などを店内に配置している。また神戸出身のアーティスト、佐藤未瑛に壁画の制作を依頼。鮮やかな色彩で抽象的な形状を描いた大きな壁画が3フロアを彩っている。

 オープニングを記念したウィンドウ・ディスプレイは、満開の桜と招き猫。5月末までの予定だ。店内では神戸店限定や先行販売の商品も用意するほか、21日までは水兵姿のヴィヴィエンヌをレザーグッズに刻印するサービスも受け付ける。このモチーフは、3日間の連休限定だ。

■「ルイ・ヴィトン」神戸店
住所:兵庫県神戸市中央区明石町4-4
営業時間:11:00-20:00
定休日:不定休

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