ビューティ

美容師とユーザーを結ぶCtoCマッチングアプリ「ヘアリー」が誕生 美容師が独自に情報発信できる成果報酬型サービス

 美容師向けサービスを行うHairlieはこのほど、CtoCプラットフォームを提供するC2C PTE. LTD.と協働で、美容師とユーザーをつなぐウェブアプリ「ヘアリー(HAIRLIE)」のベータ版のサービスを開始した。気になるヘアカタログやスタイリストからサロンを検索でき、予約から支払いまで全てアプリ内で完結できるサービスとなる。またスタイリストが独自のページを作成できるため、各々が自由にヘアスタイルをPRし、集客につなげることが可能だ。

 既存の大手予約サイトは認知度も高く安心感がある一方、毎月の固定広告費や競合過多による安価な打ち出し価格、キャンセルリスクなどは小規模サロンからするとハイリスクだった。また大手サロンにおいてもサイトの運営や集客に関して店長へ業務が一極集中してしまっていた。こうした現状に着目し「ヘアリー」を開発した。

 「ヘアリー(HAIRLIE)」は従来の定額型サービスとは異なる小規模サロンにもうれしい成果報酬型。また事前決済システムのためキャンセルリスクを回避でき、店舗での手間も軽減することが可能だ。さらにユーザーにとっても、画像検索で見つけたヘアスタイルは該当スタイリストが担当するため、施術後のギャップが生まれにくいというメリットもある。

 Hairlieは、全国271店舗を有する美容室「オーブヘア(AUBE HAIR)」の副社長やアイラッシュサロン、エステサロン経営などの経験を持つ松田孝志Hairlie社長が2020年6月に設立。自身の美容師経験を元に「美容師の負荷を軽減させたい」という思いからサービスを展開する。今秋にはモバイル版のリリースも予定している。

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