
ファンケルは、キリンホールディングス(HD)とのグループシナジーの一環として、サプリメントの錠剤設計を支援する「錠剤設計AI」を開発した。熟練研究者の経験や多数の試作に依存してきた設計工程をデータに基づいて進めることで、製剤の開発期間短縮につなげる。
「錠剤設計AI」は、過去の研究・製造データを学習し、「飲み込みやすさ」「輸送中に割れにくい硬さ」「体内での溶けやすさ」といった複数の要素を予測する。人の手では検討が難しい数万通りの処方条件を高速かつ高精度に比較し、最適な処方条件を算出。これにより、品質向上や原料ロスの削減なども期待できるという。
ファンケルは今後、同技術を活用し、サプリメントのさらなる飲みやすさの向上や、体内での働きを高める技術の進化を目指すとしている。