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北欧名作家具「フリッツ・ハンセン」の本国社長が交代 新社長は「ヴィトラ」出身

 北欧名作家具ブランド「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」のデンマーク本社の社長が昨年末に交代した。ヤコブ・ホルム(Jacob Holm)前社長の退任に伴い、ジョセフ・カイザー(Josef Kaiser)が新社長に就任。ホルム前社長は22年間同職を務め、家具だけでなく照明やアクセサリー小物などもコレクションに加え、「フリッツ・ハンセン」をグローバルブランドに成長させた。今後は役員として同ブランドのコンサルティングを行う。

 カイザー社長はスイス人で、前職はスイス発の家具ブランド「ヴィトラ(VITRA)」でアメリカの販売部門責任者を経て最高販売責任者を務めた。

 日本をはじめ韓国や中国などのアジア地区は、ダリオ・ライシェル(Dario Reicherl)最高経営責任者が引き続き経営を行う。

 「フリッツ・ハンセン」はデンマークを代表する建築家のアルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)やデザイナーのポール・ケアホルム(Poul Kjaerholm)による名作家具をはじめ、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョン(Jaime Hayon)などが手掛けた家具やインテリア小物を販売して いる。

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