ビジネス

「ハッピーソックス」を英投資会社が92億円で買収

 イギリスの投資会社、パラモン キャピタル パートナーズ(PALAMON CAPITAL PARTNERS 以下、パラモン)が、カラフルな靴下で知られるスウェーデンブランド「ハッピーソックス(HAPPY SOCKS)」をスコープ グロースIII(SCOPE GROWTH III)から7億2500万スウェーデンクローナ(約92億円)で買収した。パラモンはさらに4000万スウェーデンクローナ(約5億800万円)を投資し、ビジネスの拡大を図る。

 「ハッピーソックス」は2008年にミカエル・ソーデリン(Mikael Soderlindh)とヴィクター・テル(Viktor Tell)が設立した。現在は90カ国以上に1万以上の販売拠点を構えるグローバルなブランドへと成長。16年の売上高(小売りベース)は1億ユーロ(約121億円)に上った。創業者の2人は今後もブランドに残る。

 一方、パラモンはヨーロッパを中心に活動する投資企業で、過去にはイタリアのレザーグッズブランド「イル ビゾンテ(IL BISONTE)」やイギリスの化粧品ECサイト「フィールユニーク(FEELUNIQUE)」、デザイナーズブランドを取り扱うドイツのECサイト「ドレス・フォー・レス(DRESS FOR LESS)」に投資していた。

【関連記事】
「ハッピーソックス」が初の路面店を原宿にオープン
補正下着のダイアナ、20代向けアパレルを買収
ルックスオティカがエシロールと5兆円で合併
RIZAPグループがジーンズメイト買収 V字回復へコミット

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。