ファッション

「ユニクロ」がインド初出店に合わせてインド人デザイナーとコラボ 伝統服クルタを“LifeWear”に

 「ユニクロ(UNIQLO)」は10月4日、デリーを拠点とするインド人デザイナーのリナ・シン(Rina Singh)とコラボレーションした“クルタ・コレクション”を発売する。インド1号店オープンに合わせたもので、インドと日本のほかシンガポールやマレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンで販売する。

 同コレクションはインド人女性の日常着である伝統服“クルタ”をモチーフにしたもの。クルタチュニック(2990円〜4990円)、ドレス(3990円〜4990円)、パンツ(2990円)、ストール(1500円)の4つを展開する。カラーパレットはインドのスパイスルートに着想を得た。素材にはプレミアムリネンやコットン、東レと共同開発したイージーケアのレーヨン生地を使用し、インドならではの蒸し暑い気候でも快適に過ごせる。ツイルチェックとポルカドットは、手織りの糸染料とブロックプリントをベースにデザインした。

 リナ・シン=デザイナーは「インドの日常着として愛用されているクルタは、タイムレスで民主的で機能的。まさにユニクロの“LifeWear”のコンセプトと合致している。このコラボレーションでは、年齢、文化、信条に関係なく、あらゆるバックグラウンドの女性に着ていただけるモダンでエレガントなクルタを追求した」と語った。

 リナ・シンはインド・サランプール生まれ。インドのファッションスクールを卒業後、英国留学を経て国立ファッション技術校に勤務。2011 年には自身のブランド「エーカ(EKA)」を設立した。インドの伝統的な手織りの生地や染色、プリント、刺しゅうなど手仕事にこだわったアイテムをパリとニューヨークのコレクションで発表している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。