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パルがクラウドファンディングによる受注生産プロジェクト オンリーワンの開発商品で訴求

 パルは、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー(CAMPFIRE)」を活用した受注生産型の販売プロジェクト「リプロ((RE):PRO)」を19日に開始した。同社のコト消費複合型店舗ベースヤード トーキョー(東京・神宮前)1階のブースで、「キャンプファイヤー」に掲出中のアイテムサンプルを展示している。

 受注販売するアパレルや雑貨は仕入れではなく、セレクトショップでのバイヤー経験もあるファッションディレクターの竹中祐司氏をキュレーターに招いてイチから商品開発する。「アイテムはそれぞれ、その道のプロとコラボして、マニアック過ぎるくらいの妥協のないものを作る」(竹中氏)という。

 第1弾のロゴTシャツ(8924円)と第2弾のボンテージパンツ(4万6000円)を8月下旬まで受注を受け付けている。Tシャツは、竹中氏が「ヒップホップ、ストリートファッション、人種問題にフォーカスした今見ても全く古くない作品」と愛する映画「ドゥ・ザ・ライト・シング(DO THE RIGHT THING)』(1989年、スパイク・リー監督)のタイトルを英字であしらった。ボンテージパンツは、70年代ロンドンでパンクブームの震源地だったセレクトショップ、セディショナリーズ(SEDITIONARIES)にオマージュを捧げた。同店公認ショップのア ストア ロボット(原宿)と組み、赤のタータンチェック、パンツのシルエットを変化させるファスナー、前後のスカートなど当時の仕様を忠実に再現した。今後は80年代の仕様を復刻したBMXやラジカセなどの受注販売を予定している。

 同プロジェクトの狙いについて西田陽介ベースヤードトーキョー館長は、「セレクトショップの品ぞろえが同質化する中で、ここでしか出合えないものを作ること」と説明する。「『キャンプファイヤー』という新しいプラットフォームで新規客にリーチしつつ、お客さまが本当に求めるものを適正価格で提供していきたい」。