ファッション

ヴァージルの回顧展に合わせ、「ルイ・ヴィトン」が限定アイテム発売 「シュプリーム」や「ナイキ」とは記念アイテム製作

 6月10日から米シカゴ現代美術館(The Museum of Contemporary Art, Chicago)で開催されるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の回顧展「フィギュアズ オブ スピーチ(“Figures of Speech”)」を記念し、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」がポップアップショップをオープンする。場所はシカゴ現代美術館にほど近いウエストループ地区で、会期は6月9日から7月7日まで。

 ポップアップでは、最新コレクションとなる2019-20年秋冬メンズのアイテムのほか、オレンジ一色の同ポップアップ限定アイテムも取り扱う。限定アイテムは、ヴァージルが同ブランドのメンズ アーティスティック・ディレクターに就任してから初めて手掛けた19年春夏メンズのアイテムをベースとしたスニーカーやキャップ、トランク、ベルト、バックパックなどを用意する。

 「ルイ・ヴィトン」のポップアップのほかにも、回顧展に合わせたコラボアイテムの発売や企画作品が数多く発表されている。「シュプリーム(SUPREME)」とはブランドを代表するボックスロゴTシャツを、ナイキ(NIKE)とは「THE TEN」の続編にあたる水色の“エア フォース 1(AIR FORCE 1)”を、自身の「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」ではTシャツとトートバッグを、パイオニア DJ(Pioneer DJ)とはCDJとミキサーを製作した。

 なお回顧展では、昨年東京で開催した「“PAY PER VIEW”」で展示した現代アートや、「オフ-ホワイト」のランウエイムービー、「THE TEN」の膨大な数のプロトタイプ、アートディレクションを担当したカニエ・ウェスト(Kanye West)の6枚目のアルバム「Yeezus」の巨大なプロダクトなどが展示される。

■Virgil Abloh: Figures of Speech
日程:6月10日〜9月22日
時間:10:00〜17:00(火・金曜日のみ21:00まで)
場所:シカゴ現代美術館
入場料:一般15ドル / 教員・学生・65歳以上8ドル
休館日:月曜日

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