ファッション

「ジュン アシダ」から娘の芦田多恵が監修する新ライン

 「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」は2019年春夏から、故・芦田淳デザイナーの次女で「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」デザイナーの芦田多恵が監修する新ラインをスタートする。“エレガント&プラクティカル”をコンセプトに、都会的でアクティブな女性に向けたウエアを提案。ターゲットの年齢層を設定せず、「ジュン アシダ」の既存顧客から新規客まで幅広い層に訴求する。3月から全国の「ジュン アシダ」店舗で取り扱う。

 19年春夏は新ラインを25型のカプセルコレクションとして発表した。リンゴ柄をプリントしたビスコースコットンジャカードのジャケットとパンツのセットアップや、花モチーフの手刺しゅうを入れたポリエステルジョーゼットドレス、ワンショルダーのリブニットなどをそろえる。価格帯はアウター11万5000〜158万円、ドレス12万〜25万円、トップス6万〜13万円、ニット5万6000〜5万9000円、など。

 芦田多恵デザイナーは新ラインについて「発表は父が亡くなった時期と偶然重なってしまったが、半年以上前から計画をしてきたもの。『ジュン アシダ』に新しい風を吹き込むため、アクティブでリゾートのニュアンスを持つエレガンスを、揺るがない職人技や品質の高さで表現していく。ノンジャンルで、どこに着ていくかはお客さまの解釈で決めていただきたい」と話す。

 自身の「タエ アシダ」との差別化については「『タエ アシダ』は私の感覚をデザインに生かすが、『ジュン アシダ』は父が55年間で作ってきたものを継続するだけではなく、“父なら今こういうデザインをするだろう”と考えながら今の時代感を反映させていく。今は多様性の時代なので、必ずしもファッションショー形式での発表にこだわらず『ジュン アシダ』はショートムービーという異なる手法でコレクションを発表していく。『ジュン アシダ』の服は次のシーズンで古くなるような服ではない。映画のような普遍的な表現を加え、価値のあるファッションを発信していきたい」と語る。

 現在「ジュン アシダ」はファッションショーを行わず、ショートムービーを制作してコレクションを発表している。今季は米アリゾナ州のペイジで撮影し、監督はさまざまなテレビCMやMVを手掛ける映像作家の武藤眞志が務めた。現在、公式サイトや店舗で公開する他、映画館でCMを放映している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

盛り上がる”スピリチュアル消費“を分析 「心に寄り添ってほしい」ニーズに向き合う

「WWDJAPAN」10月25日号は、“スピリチュアル消費”特集です。ここ1〜2年、財布の開運プロモーションや星座と連動したコスメやジュエリーの打ち出しがますます目立つようになっています。それらに取り組むファッション&ビューティ企業と、その背景にある生活者の心理を取材しました。 スピリチュアルと聞くとやや怪しさがありますが、取材を通して見えてきたのは「心に寄り添ってほしい」という女性たちの普遍的な…

詳細/購入はこちら