
高島屋が顧客(店内案内)係の秋冬用制服を一新する。新制服は春夏に引き続き「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」のクリエイティブディレクターで、「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」のデザイナーである芦田多恵氏がデザインを手掛けた。高島屋のCIカラーである赤を際立たせたチャコールグレーとのコントラストが特徴的なデザインとなっている。一部店舗を除く髙島屋各店および一部提携店で10月1日から着用する。また、1988年に初めて制服姿になって以来、顧客係と同じ制服を着て来店客を出迎えている高島屋のマスコット“ローズちゃん”も秋冬制服に衣替え。2025年秋冬もパンツスタイルで右手を上げ、来店客を案内するポーズで各店に登場する。
上質なウールフランネル使用、多様なコーディネートが可能
新制服は「モダン」「上品」「軽やか」をキーワードに、伝統と現代性を美しく調和させたデザインに仕上げた。上質なウールフランネルを使用したジャケットは、リズミカルに配したボタンと端正なシルエットでモダンな印象を演出する。インナーのニットには、襟もとの表情を彩る組み合わせ自在のニットスカーフを合わせた。
ボトムスは、春夏に好評だったパンツを継続しつつ、スカートには動きのあるドレープが印象的なラップ風のデザインを採用している。いずれにもオリジナルのウィンドウペンチェック柄をさりげなく配し、トレンド感を演出した。やわらかな風合いと暖かさを備えながら、制服として求められる快適性にも配慮している。ジャケット・ニット・スカート・パンツのセパレートタイプを採用し、アイテムの組み合わせによって多様なコーディネートが可能となっている。気温や体調に応じた柔軟な着こなしができるほか、スカーフなどのアクセントアイテムを取り入れることで、着用者自身がスタイルを楽しめる仕様としている。