ファッション

モロッコ出身の個性派が新ブランド 高級ホテルから着想したストリートウエア

 モロッコ出身のシャラフ・タジェル(Charaf Tajer)が、メンズブランド「カサブランカ(CASABLANCA)」を2019年春夏シーズンに立ち上げる。デビューコレクションは高級テニスクラブをテーマにし、テニスの芝やクレーコートから着想したカラーリングのトラックスーツなど快活なカジュアルに素材感でエレガンスを加える。幼少時に父親と訪れた数々の高級ホテルの雰囲気や細部へのこだわりもインスピレーション源の一つで、バスローブをイメージしたパイル地をキーマテリアルに使用したり、エスニックなパターンのシャツにはシルクを用いたりしている。デザインはパリで、生産は全てモロッコ・カサブランカで行う。価格はパイル地のトラックスーツ6万8000円、スーツ11万円、シルクシャツ7万8000円、Tシャツ7500円。日本ではグレイト(GR8)やウィズム(WISM)、ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)、伊勢丹新宿本店などで販売する。19年春夏シーズンは全4型と少なめだが、フルコレクションは19年1月に開かれる19-20年秋冬パリメンズ期間中に披露する予定だという。

 タジェルは「ピガール(PIGALLE)」を率いるステファン・アシュプール(Stephane Ashpool)とも以前から親交が深く、スキンヘッドにもじゃもじゃのひげ面という個性的な風貌で、同ブランドのショー会場でもひときわ強い個性を放っている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。