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北九州の百貨店、井筒屋が3店閉鎖を発表

 福岡県北九州市を拠点とする百貨店の井筒屋は、黒崎店(北九州市)、連結子会社のコレット井筒屋によるコレット(同)、山口井筒屋による宇部店(山口県宇部市)の営業を終了すると発表した。宇部店が12月31日、コレットが2019年2月28日、黒崎店が同5月31日で終了する。「収益改善が見込めない」店舗の構造改革を進めることで、経営資源を主力の小倉本店(北九州市)に集中する。

 3店舗の営業終了に伴い、約34億円を特別損失として18年3~8月期に計上する予定。19年2月期の業績は、当初予想の売上高784億円、営業利益11億円、経常利益4億円を据え置き、純損益は未定とした。

 コレットは撤退した小倉伊勢丹から営業権を引き継ぐ形で、08年からコレット井筒屋が運営していた。近隣の井筒屋小倉本店との差別化のために大型テナントや20代向けテナントなどを導入してきたが、「賃料などの固定費負担が重く、赤字が恒常化していた」。黒崎店、宇部店の営業終了後は、「サテライトショップや外商活動を通じ、エリアのお客様に満足いただける商品やサービスを提供する」としている。

 黒崎店は売り場面積2万6967平方メートル、18年2月期の売上高は前期比4.5%減の129億円(ピークは04年2月期の226億円)。コレットは売り場面積3万平方メートル、18年2月期は同2.1%減の103億円(同09年2月期の135億円)。宇部店は売り場面積8053平方メートル、18年2月期は28億円(同95年の72億円)。