ビジネス

「ボッテガ・ヴェネタ」を退任するトーマス・マイヤーの後任人事 早くもウワサが出回る

 トーマス・マイヤー(Tomas Maier)「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」クリエイティブ・ディレクターの退任が13日に発表された。退任時期などの詳細は明かされていない段階で早くも後任候補がウワサされている。

 業界筋によると大本命はクレイグ・グリーン(Craig Green)だという。グリーンはイタリアのピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)にゲストデザイナーとして参加するため今シーズンのロンドン・メンズ・コレクションのスケジュールから離脱した「クレイグ グリーン」のデザイナーで、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」にも参加している人物。「クレイグ グリーン」はロンドンメンズの中では目玉ブランドの1つだ。

 グリーンは「ボッテガ・ヴェネタ」を擁するケリング(KERING)傘下の「ブリオーニ(BRIONI)」のクリエイティブ・ディレクター候補としても名前が挙がっていた人物で、ケリングも注目している可能性が高いという。

 一方で、「セリーヌ(CELINE)」のクリエイティブ・ディレクター退任後の動向が注目されているフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)を挙げる声もある。その他には、「グッチ(GUCCI)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」を経て「ボッテガ・ヴェネタ」のチームの中心人物であるウォルター・チャッポーニ(Walter Chiapponi)=デザイン・ディレクターが昇格するのではないかというウワサも出回っている。

 ケリングからは後任人事についてのコメントは得られなかった。

BOTTEGA VENETA x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。