
米「WWD」が発行する「BEAUTY INC」は毎年、グローバル化粧品企業の公開情報を基に、トップ100社の売上高ランキングを発表している。「WWDJAPAN」2026年7月27日号付録「WWDBEAUTY」では、その最新版である25年のランキングと各企業の業績や注目ニュースをまとめた。ここでは35〜100位にランクインした日本企業と注目企業をピックアップ。記事末に35〜100位の一覧も掲載する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年7月27日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
38位(↑49位)
シャンハイ・シックマックス・コスメティック(上海上美化粧品、SHANGHAI CHICMAX COSMETIC)
中国
売上高 91億5000万元
(約1830億円)
前期比 +34.8%(推定)
ニュース
主力エイジングケアブランド「韓束(ハンシュー)」と「ニューページ(NEWPAGE)」の成長を背景に増収を達成した。「韓束」は動画アプリ「抖音(ドウイン)」で高いシェアを維持し、グループ売上高の80%超を占める。一方、オンライン依存からの脱却に向けて多角化を推進。ダーマコスメやヘアケアに加え、メイクアップ分野にも参入し、新ブランド「ナン・ビューティ(NAN BEAUTY)」を発売し、アーティストブランド第2弾「単彩(ダン・ツァイ)」の投入も準備している。
40位(↑45位)
ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE & GABBANA BEAUTY)
イタリア
売上高 10億4000万ユーロ
(約1757億円)
前期比 +14%(推定)
ニュース
元LVMHグループ幹部ジャンルカ・トニオーロ(Gianluca Toniolo)の下で大幅な増収を達成した。主力のフレグランスが引き続き成長をけん引し、代表作“ライトブルー”の刷新も奏功。メイクアップは71カ国・約1100店舗へ販路を広げた。売り上げ構成は米州53%、欧州・中東40%、アジア7%。パリやドバイなど海外拠点網を拡充し、インドへの進出も計画。
43位(↓40位)
ポーラ・オルビス ホールディングス(POLA ORBIS HOLDINGS)
日本
売上高 1702億8500万円
(約11億4285万ドル)
前年並み
ニュース
国内外事業の強化を進める中、主力ブランド「ポーラ(POLA)」は前期比2.6%減収となった一方、「オルビス(ORBIS)」は同4.3%増収となり、ビューティ事業全体の売上高はおおむね横ばいで推移した。「ポーラ」は銀座旗艦店を刷新し、中国で富裕層向け施策やCRM強化を進めたが、市場低迷で営業利益は同12.5%減少。「ジュリーク(JURLIQUE)」は事業再編で赤字を縮小した一方、「スリー(THREE)」は新規顧客獲得が伸び悩み減収だった。
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