
資生堂は14日、エイジングケアブランド「エリクシール(ELIXIR)」のブランドパートナーに、フィギュアスケートのペアで“りくりゅう”の愛称で知られる三浦璃来と木原龍一を起用するとともに、新たなブランドミッションを発表した。都内で開いたブランドミッションムービーの発表会には2人がそろって登壇。8月の婚約発表後、初めて公の場に姿を見せた。
「エリクシール」は、スキンケア市場で19年連続売上高1位(インテージ「SRI・SRI+」スキンケア市場メインシリーズランキング、2007年1月〜2025年12月、推計販売金額)を獲得。2026年1〜6月期の売上高は前年同期比12%増と好調に推移している。

資生堂の冨田千晶グローバルブランドプレジデント グローバルプレミアムブランド ディビジョンオフィサーは、国や地域を越えて支持を広げ、成長を続けている背景には、ブランド創立当初から大切にしてきた考え方があると説明した。今回刷新したブランドミッション「エイジングは生きること。肌で感じる毎日の奇跡で、肌を、生きるを、愛する。」に、その考えを込めたという。
同ブランドは、エイジングをすべての人に等しく訪れる「生きる」という行為そのものと捉えている。エイジングという言葉の受け止め方は人それぞれだが、年齢やライフステージにかかわらず、前向きに向き合うものと考える。その姿勢を支えるのが、肌と日々のスキンケアだという。「毎日のスキンケアを通じて肌を手入れし、自分を大切にする。そうした小さな積み重ねによって、内側から輝くような『つや玉』が頬に現れ、心も満たされていく。やがて、生きることそのものを愛することにつながる」という。肌を大切にすることに加え、自分が生きる社会を愛し、年を重ねていく未来を共につくることも、今回のブランドミッションに込めた。
三浦と木原の起用理由について、冨田ディビジョンオフィサーは「『日々の積み重ね』という思想に深く共鳴しているからだ」と説明した。フィギュアスケートもスキンケアも、練習や手入れなど日々の積み重ねが基盤となる。努力を重ねて世界の舞台で頂点を極めてきた2人の姿勢と、毎日の積み重ねを通じて自分の人生を愛するというブランドの考え方が重なると判断した。

2人は7月から同ブランドの広告にも出演している。今回は改めてブランドパートナーとして、ブランドミッションムービー「この肌を、生きるを、愛する。」に出演した。ムービーでは台本を用意せず、これまでの歩みや今後の決意を、2人自身の言葉で語っている。競技生活については、「1年に1回、大きな壁に当たることがあっても、『また強くなって戻ってこよう』を合言葉に乗り越えてきた」と振り返っている。また、「辛いことも全部ひっくるめて、スケートという人生そのものを愛してきた」と語り、今後はペアの魅力やスケートの楽しさを次の世代に伝えていきたいという思いを示しめている。
発表会では今後の人生についても語り、木原は「りくりゅうとして10年、20年、30年、40年、50年、60年後も素敵に年を重ねたい」と話した。
ブランドミッションムービーは14日から「エリクシール」公式YouTubeで公開した。テレビCMは11月21日から放映を始める。今後は日本をはじめ、「エリクシール」を展開するアジア各地域でもムービーを公開し、2人とともにブランドメッセージを発信していく。