セリーヌ・ディオン(Celine Dion)は、難病による長期療養を乗り越え、パリ近郊ナンテールのプレニチュード・アリーナでパリ公演初日を迎えた。世界中から数千人のファンが駆けつけた会場は、熱狂の渦に包まれた。記念すべき初日のステージには、「ディオール(DIOR)」と「ジバンシィ(GIVENCHY)」の衣装で登場した。
ジョナサン・アンダーソンによる「ディオール」のドレスで登場
ステージで披露した1着目は、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が手掛けた「ディオール(DIOR)」のオールブラックのカスタムドレスだ。1947年に発表した“ニュールック”を思わせる、キュッと絞ったウエストから膝下へ広がるシルエットを、現代的にアップデートしている。ドレスは、プリーツとギャザーを寄せた生地によるストラップレスデザインで、ふくらみのあるヒップ周りから裾へとすぼまるスカートを組み合わせたシルエットが特徴だ。特注のドレスに、長方形のペンダントが付いたシルバーネックレスを合わせた。
サラ・バートンの「ジバンシィ」、アウターとタイトドレスを披露
2着目は、サラ・バートン(Sarah Burton)が手掛けた「ジバンシィ(GIVENCHY)」の色鮮やかなアウターとドレスの2ピースだ。ステージの床に引きずるほどのロング丈のピンクのフェザー調アウターをケープのように肩から羽織り、その下にシルバ―のタイトドレスを着用した。ドレスは、全体にカットアウトを施したシルバー生地を使用している。スカートは、透け感のあるディープブルーで、チュールとの切り替え部分にはクリスタルが配置され、裾へと向かうにつれて散りばめられている。素材のテクスチャー選びやカラーパレットにバートンらしさが全開で、ドラマチックでありながら遊び心にあふれた彼女ならではのクリエイションが、「ジバンシィ」に表現されている。