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伊フルラ、2017年度の売上高20%増 7年連続2ケタ成長を達成

 伊フルラ(FURLA)の2017年12月期決算は、売上高が前年比20%増の4億9900万ユーロ(約653億円)、利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)が34.1%増で7年連続2ケタ成長を達成した。

 好調要因としては、グローバルにおける既存店ベースの成長が著しく、特にAPAC(日本以外のアジアパシフィック地域)は前年比50%増を記録し、売り上げシェアは全体の24%だった。国別では日本が同15.4%増で全体の売り上げの23%を占め、3年連続トップを維持している。

 同社は、ソーシャル・デジタル、EC、PRの全てが360度包括的に連動したマーケティング戦略に注力しており、顧客ニーズに応える商品力を強化している。また、販路の拡大が今後の成長につながるとして、17年にはフランチャイズ契約だったオーストラリアとポルトガルの主要都市での販売流通権を買い戻し、直接コントロールすることで、商品・マーケティング・販売が統一され、グローバルブランドとしての確立の推進を強化した。さらに、18年上半期にはドイツ、チェコ共和国、米国での出店を進める予定だ。

 現在、100カ国以上で販売し、店舗数は467店舗(うち直営店は253店舗)に上り、小売りビジネスは全体の約7割を占める。また、空港の免税店をはじめとするトラベルリテールの店は37店舗あり、トラベルリテール事業は前年比14.5%増で堅調に推移している。

 アルベルト・カメルレンゴ(Alberto Camerlengo)最高経営責任者は「約5億ユーロを達成したことを誇りに思い、また次の大台を目指す起点となった。グローバルでのこの大きな躍進は、販路の拡大と強化、マーケティング、商品開発の投資に注力した結果が反映している」とコメントしている。