ビジネス

ハドソンズ・ベイとニーマン マーカス合併のウワサが再浮上

  米百貨店サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FITH AVENUE)やロード&テイラー(LORD & TAYLOR)を有するハドソンズ・ベイ・カンパニー(HUDSON'S BAY COMPANY以下、HBC)とニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)が、合併について非公式の協議を重ねていると複数の業界筋が証言している。

 カジュアルな話し合いからより具体的な提案までされているとウワサはさまざまだが、ホリデーシーズンの売り上げ好調を背景として考慮すれば、合併の協議が行れていても不思議ではない。

 リチャード・ベーカー(Richard Baker)HBCガバナー兼エグゼクティブ・チェアマン兼暫定最高経営責任者は、サックス・フィフス・アベニューを買収した2013年時点ではNMGをポートフォリオに入れることを狙っていた。また、多くの専門家もサックス・フィフス・アベニューとニーマン マーカスのコンビは必至だと考えているようだ。
 
 17年にも両社は合併について一時協議をしていたが、それぞれが抱えていた多額の負債が障害になり、6月に協議は失敗している。

 なお、両社のスポークスマンはウワサや推測にはコメントしないとしている。

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