ファッション

野菜の名を冠したアイウエア 「アイシー!ベルリン」がアラン・ミクリの息子とコラボ

 ドイツのアイウエアブランド「アイシー!ベルリン(IC! BERLIN)」は、フランスのアイウエアデザイナー、ジェレミー・タリアン(JEREMY TARIAN)とのコラボレーション・コレクション「ベジタリアン(VEGE TARIAN)」を発表した。

 タリアンは、アイウエアデザイナーの第一人者アラン・ミクリ(ALAIN MIKLI)の息子で、2012年、自身のブランド「タリアン(TARIAN)」を立ち上げる以前、経理のインターンとして、「アイシー!ベルリン」に在籍し、同ブランドのヒット作の制作に携わったことがある。

 デザインは、ジェレミーが好物のズッキーニやエシャロットなど野菜の名前がつけられ、オリジナルのカラーリングに反映されている。価格は5万5000円。日本では7月中旬、京都や大阪のオブジェ、名古屋のジートランスなどアイウエアのセレクトショップを中心に販売される予定だ。榊原郁ic! berlin japan社長は、「軽くて、掛けやすく、とてもイノベーティブなデザインだ。このユニークな顔合わせは、大きな話題になると期待している」と話した。

 「アイシー!ベルリン」は、1998年、ラルフ・アンダール(Ralph Anderl)がベルリンで設立。ネジを使わないステンレス製のシートメタルを利用した軽量フレームが有名だ。5月5日、ベルリンの旗艦店をミュンツ通りに移転。「アイウエアのフォルクスワーゲン」を目指したいと、199ユーロ(約2万4000円)の「フォルクス・ブリレ」(ドイツ語で、直訳すると国民的眼鏡)ラインを試験的に販売している。価格、デザイン、ターゲットの拡大を今後の戦略にかかげており、10月、パリで行われるアイウエアの国際展「シルモ(SILMO)」では、10代を意識した“ティーンズ”ラインを発表する予定だ。

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