ビジネス

アマゾンが自宅で試着できる「プライム ワードローブ」を開始

 米「アマゾン(AMAZON)」がEC商品を購入前に試着できる新サービス“プライム・ワードローブ(Prime Wardrobe)”をプライム会員向けに試験導入する。ユーザーは商品が自宅に届いてから7日間試着ができる。導入時期や日本国内での展開については不明。

 試着した洋服が気に入らなければ、自宅前に置いておくだけでピックアップしてくれる。気に入った商品はそのまま購入できるが、3〜4着のまとめ買いで10%割引、5着以上で20%割引が適用される。取り扱うブランドも「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「アディダス(ADIDAS)」、ファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」と「Jブランド(J BRAND)」など多岐にわたる。

 アメリカでは昨年、スタイリストと人工知能を掛け合わせたスタイリングサービス「スティッチ・フィックス(Stitch Fix)」が売上高7億3000万ドル(約800億円)を記録するなど、ECの枠組みを超えたサービスに注目が集まる。「アマゾン」が“生活に寄り添う試着室”と表現するように、自社が持つ技術を駆使してこの仕組みを大規模で実施する計画だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。