ファッション

LVMHが酒類に特化したECをスタート 高級ディナーイベントも購入可能

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON/ 以下、LVMH)が自社の高級ワインとスピリッツに特化した新ECサイト「clos19」をローンチした。ベルナール・アルノーLVMH会長兼最高経営責任者(CEO)の姪でもあるステファニー・アルノー(Stephanie Watine Arnault)が創業者兼CEOを務める。

 サイトでは「モエ・エ・シャンドン(Moet & Chandon)」 や「ドン ペリニョン(Dom Perignon)」「ヘネシー(Hennesy)」「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)」など350以上の酒類を販売する他、定期的にインタビューやドリンクの作り方などを投稿する“JOURNAL19”という読み物も用意。現行のシャンパンワインの販売はもちろん、希少な年代物のリキュールも取り扱う。

 加えて、テイスティング・ツアーや食事会といったワインに関わる特別な体験型コンテンツを提供する。サイトではすでに「英ボンド・ストリートにある『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』店舗でのシャンパン講習会(250ポンド・約3万6500円)」や「『ドン ペリニョン』を味わう食事会(450ポンド・約6万5700円)」などのコンテンツを公開している。

 サイトについて同社は、「目指すのはアート・オブ・ホスティング(新たな取り組みを行うための体験型コミュニティーのこと)の活性化。われわれが知りうる全ての知識を共有することで、われわれの世界に対する教養がある人とない人をつなぐ役割を担う。ワインやスピリットの新たな楽しみ方を提供したい」とコメントしている。

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