ファッション

4月27日開店の「高島屋免税店」 MDや売り上げ計画を大幅修正

 高島屋は、新宿のタカシマヤタイムズスクエアに4月27日オープンする空港型市中免税店「高島屋免税店 シンラ&ANA」の品ぞろえを化粧品や日用品、食品、工芸品などを中心に組む。昨年4月に同店の計画を発表した際は、ラグジュアリーブランドや時計など高額品を充実させるとしていた。だが、中国を中心にしたインバウンド(訪日外国人客)の需要が化粧品や日用品に大きくシフトしたことを受け、当初の計画を見直した。店内にはインバウンドに人気の高いドラックストア「マツモトキヨシ」と家電に強い「ラオックス」を誘致する。初年度の売上高計画も当初の150億円を80億円に修正する。

 同店は高島屋60%、全日空商事20%、韓国サムスングループで免税店大手でもあるホテル新羅20%の出資比率で昨年5月に設立されたA&S高島屋デューティフリー(東京、西村隆吾・社長)が運営する。タカシマヤタイムズスクエアの11階に立地し、売り場面積2800平方メートルは当初の計画通り。保税売店(デューティーフリーショップ)と消費税免税店(タックスフリーショップ)の2形態で構成する。

 目玉は日本ブランドに力を入れた化粧品売り場。「資生堂」「カネボウ」「THREE」「SK-II」「ファンケル」など国内の市中免税店では最も多い26の日本ブランドを扱う。「ラオックス」でも美容家電の品ぞろえを強化する。陶器や漆器などの工芸品、「白い恋人」や上野風月堂のゴーフルなど菓子類もバラエティ豊かに並べる。

 高島屋広報担当は「インバウンドのお客さまの買い物の仕方の変化を受けて、MDを変更した。11階の免税店を起点にタカシマヤタイムズスクエアの百貨店(高島屋)や専門店などさまざまな売り場や飲食店をワンストップで楽しんでいただけるようにしたい。ラグジュアリーブランドに関しても高島屋の既存のブランドで要望に応える」と説明する。高島屋の既存店の免税売上高は好調に推移しており、3月度は前年同月比50%増を記録した。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタルコマース特集2020 コロナで変わったもの/残すべきもの

「WWDジャパン」10月26日号は、デジタルコマース特集です。コロナ禍でデジタルシフトが加速し、多くの企業やブランドがさまざまなデジタル施策に注力していますが、帰るべきものと残すべきものの選別など、課題が多いのが現状です。今年はそんな各社の課題解決の糸口を探りました。巻頭では、デジタルストアをオープンしたことで話題の「シロ(SHIRO)」の福永敬弘=専務取締役やメディアECの先駆け的存在「北欧、暮…

詳細/購入はこちら