ファッション

「カルヴェン」の新ディレクターに元「ディオール」デザイナー就任

 「カルヴェン(CARVEN)」はスイス人デザイナーのセルジュ・ルフュー(Serge Ruffieux)を新たなクリエイティブ・ディレクターに起用することを発表した。2016年10月に退任したアレクシス・マーシャル(Alexis Martial)とアドリアン・カヨド(Adrien Caillaudaud)の後任として、2月1日付で就任する。ルフューが手掛ける初のコレクションは18年プレ・スプリングになり、10月のパリ・ファッション・ウイークで発表する18年春夏コレクションでランウエイデビューする予定だ。

 ルフューは、「ディオール(DIOR)」に約10年間在籍しており、ラフ・シモンズ(Raf Simons)前アーティスティック・ディレクターの退任後、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)新アーティスティック・ディレクターが就任するまで暫定的にルーシー・マイヤー(Lucie Meier)と共にデザインチームのヘッドを務めていたことで知られる。それ以前は「ソニア リキエル」などでキャリアを積んだ。

 今回の就任について、ソフィー・ドゥ・ルージュモン=カルヴェン最高経営責任者は、「ルフューの厳格で非の打ちどころのないクチュール技術と天性のモダンな感覚は、肩肘張らないパリジャン・シックという『カルヴェン』の伝統と共鳴する」とコメントしている。

【関連記事】
「カルヴェン」が元「ディオール」のデザイナーを起用か
「カルヴェン」、ウィメンズのデザイナーデュオが退任
「カルヴェン」がメンズ・コレクションを一時休止 ベルナベ・アルディが退任

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。