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アリババが時計の偽造品メーカーを提訴

 中国のアリババ・グループ(ALIBABA GROUP)は自社ECサイト「タオバオ(TAOBAO)」上で「スワロフスキー(SWAROVSKI)」の偽造ウオッチを販売した業者に、損害賠償金140万人民元(約2200万円)を支払うよう深セン竜崗区人民法院に提訴した。同社によると、中国のeコマース・プラットホームが偽造品販売業者に対し訴訟を起こすのは初めてだという。

 アリババは、商品を購入した後、ブランドに正規品か鑑定してもらう取り組み“テスト バイ パーチェス プログラム(Test-Buy Purchase Program)”で偽造品を見つけたという。その後、8月に深セン市警察が業者を取り締まり、総額約200万人民元(約3200万円)相当の偽造ウオッチ125本以上を押収した。同社は「われわれはブランドを守るためにも、偽造品業者に対して罰を与えるべきだと考える。法の力でさらなる偽造品製造を阻止する」とコメント。一方、「スワロフスキー」の広報担当者は「偽造品に対する危機感を持っており、対策にも力を入れている。われわれはこれまでもアリババとともに模造品業者対策を行ってきた。同社の偽造品販売を阻止するためのあらゆる取り組みは称賛に値する」と語った。

 アリババは偽造品対策に7000人の従業員を充てているというが、度々批判の的になっている。アメリカ・アパレル&フットウエア協会をはじめとする18の団体は10月、アメリカ合衆国通商代表部(United States Trade Representative 以下、USTR)にアリババを偽造品警戒リストに再び載せるよう求めた。その結果USTRは12月にアリババを警戒リストに載せ、これに対し、アリババは激しく抗議をした。

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