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2017年春夏セレクト 「ドゥーズィエム クラス」編

 2017年春夏は、豊かな色や柄、女性らしさを演出する新たなフォームがランウエイを席巻したシーズンだった。中南米、アフリカを思わせるビビッドなカラーやトロピカルなモチーフ、柄や刺しゅうが多く登場し、ファッションの楽しさを謳歌するマインドが再び盛り上がりそうだ。国内の有力セレクトショップバイヤーに、買い付けのテーマやキーワード、スタイリングのポイントや注目ブランドについて聞いた。

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「再注目カラーはピンク。豊かなカラーバリエーションを楽しむシーズン」
下川衣織/バイヤー

 キーワードは“カラー”“リラックスリゾート”。ベーシックなウエアに豊かな発色のシューズやアクセサリーを合わせるという「ドゥーズィエム クラス」らしいスタイルは継続しつつ、今季はウエアも色展開を豊富にそろえる。立ち上がりで特に注目しているカラーはピンク。定番のニットはピンク~ピンクベージュ系のファンデーションカラーをグラデーションで用意。海を想起させるブルーやサックス、生成りにも注目している。初春はさわやかな色がメーンだが、4~6月にはワインレッドやテラコッタ、マスタードなどこっくりとした大人っぽい色を提案する。草木染めや天然素材のアイテムも取り入れ、リラックスムードを演出する。ポイントになるアイテムはスカート。さらっと着るだけで様になるものを仕入れ・オリジナルともに強化する。

 アクセサリーでは、カラフルなストーン使いのアイテムを打ち出す。マウイ在住のデザイナーによる「ルベルデザイン」では、カラーストーン入りのリングを定番のウエアに合わせてオススメしたい。ゴールドを使用した大振りのバングルやビンテージアクセサリーなど、一点で存在感があるアクセサリーもある。新規取り扱いブランドはイギリスのシューズブランド「ポール アンドリュー」。スエードの発色がきれいなバックストラップのフラットパンプスを8色買い付けた。

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