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リモワがLVMH傘下に

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(LVMH MOET HENESSEY LOUIS VUITTON GROUP 以下、LVMH)は、ドイツのラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」を買収する。ディーター・モルシェック(Dieter Morszeck)=リモワ社長兼最高経営責任者(CEO)は、LVMHに株式の80%、6億4000万ユーロ(約723億円)相当を売却する。取り引きは2017年1月に完了する予定だ。リモワはLVMHにとって、初のドイツメゾンになる。取引完了後、LVMHのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)社長兼CEOの息子、アレクサンドル(Alexandre)がモルシェック社長兼CEOとともにリモワの共同CEOを務める。

 リモワは1898年にドイツ・ケルンでポール・モルシェック(Paul Morszeck)が設立。高品質なラゲージやアクセサリーを製作し、軽量ゆえの使いやすさが評判になった。1937年に息子のリチャード(Richard)が初のアルミ製スーツケースを製作し、孫のディーターは初の防水メタルケースを製作するなど、革新的な商品は数多い。現在、商品は65カ国で展開されており、ライセンスも含め150のオンリーショップを有している。現在の年商は4億ユーロ(約452億円)程度だ。