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【パリコレ】遂にヴェールを脱いだエディの新生「サンローラン」は至高のボヘミアン・シック

エディ・スリマンによる新生「サンローラン」が、遂に秘密のヴェールを脱いだ。6月のパリメンズでは、バイヤー向けの展示会形式で発表したコレクション情報を極秘機密にしていた「サンローラン」。エディにとってウィメンズ・デビューを飾る2013年春夏コレクションは、グラン・パレで写真展などを行なうイベントスペースを会場に発表された。招待状はクラシックな黒いノートブックで、中には豹柄のテキスタイルが波打つモノクロのヴィジュアルが延々と続く。薄暗い会場をスポット照明がライト・パフォーマンスのように照らし出し、天井から下がってきた大型スピーカーからアメリカのブルースシンガー、ジュニア・キンブローのナンバーをダフト・パンクが編曲した音楽が流れて、いよいよショーがスタート。

 大きなブリムハットを被り、襟元に大きなリボン・ボウを飾ったシャープな肩ラインの黒いパンツルックをファーストルックに、スエードで仕立てたガウチョ風スカートやドレス、シアーなラッフルブラウス、スパンコールのスペンサージャケット、羽で飾ったジュラバ風ロングコートなど、作品全体に流れるイメージは洗練されたボヘミアン・シック。イヴ・サンローランが最初のスモーキングで発表したリボン・ボウやシースルールック、70年代のボヘミアン・スタイル、マラブーの羽飾りなど、「サンローラン」のメゾンコードを絶妙に織り交ぜながら、エディ流に解釈したモダン・エレガンスが満場の喝采を浴びた。