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「カルティエ」「ヴァン クリーフ&アーペル」など、リシュモンブランドの最新時計

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「カルティエ」「ヴァン クリーフ&アーペル」など、リシュモンブランドの最新時計

時計特集の第2弾は、「カルティエ(CARTIER)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」などを擁する時計・宝飾コングロマリットのコンパニー・フィナンシエール・リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下のブランドの新作を紹介。いずれも得意技を磨き、結果多様に進化しているが、中でも今年は「ジャガー・ルクルト」の気迫がスゴい。一方「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」は、ダミアーニグループ(DAMIANI GROUP)に入る予定。ダミアーニのジェローム・ファヴィエ(Jerome Favier)副社長兼最高経営責任者には、今後の予定を聞いた。5月18日号では、他のグループの新作を紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月11日号からの抜粋です)

「カルティエ(CARTIER)」

永遠のシェイプをさまざまな
技巧でアップデート

「Watchmaker of Shapes, Master of Crafts(フォルムを生み出すウォッチメイカー、カルティエとそのサヴォアフェールの優れた技巧)」をテーマに、今年も基幹ラインのレパートリーを拡充。スクエアの“サントス デュモン”、オーバル(楕円)の“ベニュワール”、個性的な“クラッシュ”など、形に特徴のある時計をさまざまな職人技でアップデートする。その手法は、多種多彩。例えば“クラッシュ”は142のパーツを収め、新しいスケルトンモデルに。“サントス デュモン”は1920年代に開発したというメタルブレスレットのしなやかさにインスピレーションを得て、394のリンクを15列のメッシュに並べた。あるモデルではムーブメント、別のモデルでは外装と、形同様に多彩な職人技を駆使する。今年は、航空機の機体に着想を得たデザインと、スピードメーターを思わせる文字盤の“ロードスター”を復活。すでに先行販売しているアメリカ市場での成長を狙う。

「IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」

航空分野のニーズに応えて90年というブランドは、「空」を超え、「宇宙」に思いをはせた。次世代型のツールウオッチは、宇宙空間での計時という特異的な要求に応える。宇宙飛行士はグローブを着用するため、リュウズを廃して回転式のベゼルによって巻き上げやタイムゾーンの設定などを制御。専用の針が指す外周の目盛りは、24時間表示。1日に日の出と日の入りを16回も経験する彼らのための機能だ。暗所で24時間以上輝くモデルも。

「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」

復帰したCEOの思い炸裂
超複雑機構を複数搭載

2025年にジャガー・ルクルトに復帰したジェローム・ランベール(Jerome Lambert)最高経営責任者(CEO)の時計への思いが炸裂したようなラインアップ。革新性と精度の追究を極め、グランド・コンプリケーションと呼ばれる三つの超複雑機構を時には複数搭載した製品を発表した。例えばスケルトン時計は、そのうちの二つミニッツリピーターとフライング・トゥールビヨンを搭載しながら、ムーブメントの厚さはわずか5mm。もう一つのグランド・コンプリケーションのパーペチュアル(永久)・カレンダーは、均整美が際立つ四つのサブダイヤルで表示しながら、サンレイのダイヤルや槌目加工でゴールド箔をあしらったムーンフェーズなどが美しい。“レベルソ”では葛飾北斎の瀑布を主題とする連作「諸國瀧迴り」を題材にエナメル装飾を施した。スイスの職人によるグラン・フー・エナメルは驚くほど繊細で、日本人なら上部にある作品名の漢字が読めるほどだ。

「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」

2枚のディスクを用い月と太陽の
追いかけっこを描く

1日の移ろいとともに、ギヨシェ彫刻を施したゴールドの太陽と、アクリルで描かれた星々に囲まれたマザー・オブ・パールの月が入れ替わるデイ/ナイト機構を搭載。1枚目のディスクは24時間で1回転して太陽が月を追いかけ、2枚目のディスクは24時間16分27秒で1回転して月を自転させる。アイコニックウオッチの“ペルレ”では、イタリア・ムラーノ島で作られるアベンチュリンガラスを使った新作が登場。文字盤のガラスにギヨシェ彫刻を施した。

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