「『ザラ(ZARA)』はどこ?」――。2016年公開の映画「シン・ゴジラ」で、米国政府から大統領特使として派遣されたカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)のセリフです。パーティー会場からドレス姿のまま緊急来日を強いられたため、着替えが欲しいと高飛車に言い放つシーンでした。
急きょ必要に迫られて服を求める際、米国人のカヨコはまず「ザラ」を想起しました。あれから10年、今であれば「『ユニクロ(UNIQLO)』はどこ?」になるかもしれません。
ユニクロの欧米事業が急成長しています。
欧州5000億円、北米3000億円としていた売上高目標を、1年前倒しで今期(26年8月期)に達成する見通しです。ユニクロの海外事業はこれまでアジアがけん引してきましたが、近年は欧米でも拡大フェーズに入りました。柳井正会長兼社長も「これからが本当の成長期」と自信を深めます。上質な普段着というライフウエアの考え方が市民権を獲得し始めました。日本と同様、米国でも緊急の際に一番に想起される可能性があります。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。
