
ビューティ賢者が最新の業界ニュースを斬る
ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、フレグランスが持ち始めた新たな価値の話。(この記事は「WWDJAPAN」2025年11月17日号からの抜粋です)
PROFILE: 弓気田みずほ/ユジェット代表・美容コーディネーター

【賢者が選んだ注目ニュース】
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日本のフレグランス市場は長らく、外資大手ブランドが主導してきた。「シャネル(CHANEL)」「ディオール(DIOR)」「ゲラン(GUERLAIN)」「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」といったラグジュアリーメゾンが築いた「香りをまとう」文化が中心であり、「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「ディプティック(DIPTYQUE)」「ル ラボ(LE LABO)」といったメゾンフレグランスが新たな選択肢を広げた。しかし近年、香りの役割は変化しつつある。単なる自己演出ではなく、「心身のコンディションを整えるための香り」へと価値軸が移行しているのだ。
国内ブランドが開く“機能性フレグランス”
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