
クリーンビューティブランド「アスレティア(ATHLETIA)」は10月17日、ブランド初となるフレグランスを発売する。キー成分には、肌が本来持つ香りの成分である「1-ドデカノール」を配合。3種の香りを展開し、価格は46mLで各1万6500円。
「アスレティア」は、2020年のブランド誕生以来、「よく動き、よく休む」というライフサイクルに寄り添ったプロダクトを打ち出してきた。フレグランスでは、香りを通じて心身のコンディションに働きかける新たなアプローチを提示する。
ブランド立ち上げ当初から掲げてきた“しなやかに生きる”という思想を、香りという感覚的なチャンネルを通じ、そのメッセージをよりダイレクトに届ける。「香りをまとうことで、自分の中心に戻る感覚を持てるような体験を届けたい」と広報担当者は語る。
同ブランドは「ネイチャー×テクノロジー」を軸に開発を行い、効果を裏付ける科学的な検証を重視する姿勢を貫いてきた。今回のフレグランスにもその考えを反映。“1-ドデカノール”によって「アクティブでしなやかな生き方」に通じる“開放性”を香りで表現している。香りはいずれも季節や空気感をテーマに調香し、日常の感覚を呼び覚ます設計とした。
“LOST IN THE CROWD”は、春の曇った空気を表現する。フレッシュなレモンとガルバナムをトップに、ジャスミンやイランイランの生花のような香りが広がり、草花の生命力と清らかさを表現した。ラブダナムとベチバーが柔らかな光を思わせる余韻を残す。
“UNTIL THE CLOUDS CLEAR”は、湿度の高い初夏の一日をイメージ。草木の香りとともに広がるレモンやガルバナムのトップノート、ジャスミンやイランイランの華やかなミドルノート、ラブダナムやベチバーなどのアーシーなラストノートで構成した。
“TWILIGHT HUES”は、秋の茜空を想起させる香り。グレープフルーツとピンクペッパーで軽やかに立ち上がり、オスマンサスとイランイランが甘やかさとノスタルジーさを演出。パチュリやベチバー、モスがやさしく包み込むように香りを締めくくる。
ボトルはブランドを象徴するグリーンカラーを採用した。FSC認証紙のスタンドに逆さに収める仕様で、「自分に戻る基地(ベース)」をコンセプトに、揺らがない軸をデザインで表現した。
10月17〜19日の3日間、ニュウマン高輪のコーヒー・バー&ラウンジLOOPでポップアップイベントを開催する。“オードパルファン”をはじめ、ルームミストやピローミスト、ハンドクリームなどブランドで人気の香り全12種をラインアップする。
ポップアップでは、香りをイメージしたオリジナルドリンクを提供するほか、専用スピーカーでブランドオリジナルのプレイリストを流し、空間全体で香りと音楽を楽しめる演出を行う。屋外のような開放感のある空間で、香りの世界を体感できる。来場者向けに限定プレゼントも用意する。