ビジネス

大丸松坂屋、ディズニー作品から着想したスイーツ 合弁会社で運営

大丸松坂屋百貨店は、ディズニー作品から着想を得たスイーツブランド「パティスリーアニヴェル(PATISSERIE ANNIVEL)」の1号店を大丸東京店に10月29日開く。「眠れる森の美女」「アナと雪の女王」「白雪姫」「アラジン」といった作品の世界観を表現したホールケーキ(直径12cm)で6480〜7020円。記念日などの贈り物需要を狙って、通常のスイーツとは異なる付加価値を持たせる。

大丸松坂屋が80%、洋菓子のMON・CREVE(モン・クレーヴ)が20%出資した合弁会社ANNIVEL(東京、臼井満社長)が運営する。大丸松坂屋の親会社J.フロントリテイリングは自社コンテンツの強化に取り組んでおり、話題性や集客力にたけた食品分野で新機軸を作る狙いだ。「パティスリーアニヴェル」は大丸松坂屋のデパ地下だけでなく、外部の商業施設などへの出店も視野に入れる。

ウォルト・ディズニー・ジャパンとモン・クレーヴのライセンス契約で、ケーキやパフェ、焼き菓子、紅茶などを提供する。例えば「アナと雪の女王」のホールケーキはピーチのホワイトショコラ・ムースになっており、「エルサの冷たい氷を思わせるブルーのムースと、アナの温かい愛を思わせるピーチの彩り、相反する思いが重なる瞬間を描いた」と説明する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。