9月22日に発行する「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」のスピンオフ企画!新作発表会をハシゴし、新作情報に目を通し、商品担当者に直撃取材し、我が身を使って製品特徴や使用実感を確認する。そんな機動力&行動力バツグンの記者たちが「買って良かった!」「使って良かった!」と心底思った製品を発表! 今回の対象は25年1〜6月発売のアイテム。「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」とともにぜひチェックを!
【スキンケア部門】
「シセイドウ(SHISEIDO)」
“アルティミューン パワライジング セラム”
使い終えて気づく実力者の進化
/牧田英子「WWDJAPAN」副編集長
5代目の“アルティミューン”は、これまでと明らかに違いました。1本を使い終え、別の製品に切り替えたときに「やっぱり良かったんだ」と実感。その理由をあらためて考えると、肌がしっかり潤い、トラブルが少なく、くすみが気にならなかったことに気づきました。リニューアルにより「肌のハリ、滑らかさ、透明感が実感できるようになった」とブランド担当者から聞き、納得。技術を結集した実力派の進化に脱帽しました。
「バルクオム(BULK HOMME)」
“ザ シェービング フォーム”
オジな香りから脱却!シェービングが楽しみに
/本橋 涼介「WWDJAPAN」ヘッドリポーター
今の時代「脱毛しろよ」と言われてしまうかもしれませんが、毎日のシェービングは自分にとって欠かせない習慣。これまで使ってきたジェルやフォームは、どうしてもオジ系の香りが多く、なかなか気に入るものがありませんでした。その点こちらは、まず香りがとてもおしゃれ。濃密なテクスチャーで肌にしっかりと乗り、炭酸パックとしての効果も期待できるとのこと。確かに、使い終わると肌が柔らかくなるように感じます。毎日のシェービングが楽しみになる一本です。
「ゲラン(GUERLAIN)」
“ウォータリー オイル セロム”
進化し続ける名品に改めて唸る
/浅野ひかる マーケティング部ソーシャルデスク
「ゲラン」を代表するスキンケアライン“アベイユロイヤル”の美容液が5代目となるリニューアルを行いました。初代からずっと愛用しているアイテムですが、さらに軽やかに肌に吸い込まれるようなテクスチャーに進化&美容成分がパワーアップ。乾燥や疲れでしぼんだ肌にギュギュッと潤いとハリが満ちる感覚は唯一無二で、どんな時でも肌を立て直してくれます。まだまだ進化できるのか!と驚きました。必需品であり、お守りであり、相棒です。
【メイクアップ部門】
「SK-II」
“ジェノプティクス CC プライマー ロージーピンク”
これ1つでメイクはOK!スキンケア効果も
/澤田 まり子「WWDJAPAN」記者
肌がくすむ、メイクは面倒くさい、日焼け止めや下地のぬるぬる感や覆ってる感が苦手、でも肌はきれいに見せたい!こんなメイクアップに関するワガママ全てに応えてくれたCCプライマー。これだけ塗っていればメイクをしていなくてもなんだか顔が“整う”ので人に会えます(笑)。独自成分ピテラはもちろん、大好きなナイアシンアミド配合で、日中も肌を美しく育ててくれるのもつけたくなる理由の1つです。
「シャネル(CHANEL)」
“ル ルージュ デュオ ウルトラ トゥニュ”
ひと塗りで顔が完成する、落ちない“主役リップ”
/和田 実桜「WWDJAPAN」編集部記者
鮮やかな発色のリップカラーと透明グロスを組み合わせた2in1のリキッドリップ。“196 レッド ブラウン”の絶妙な色合いがお気に入りで、気づけばいつも手に取っています。ここ半年ほどは睡眠優先でほぼノーメイクで出社するようになったのですが、このリップさえあれば「リップを主役に抜け感を演出している」風を装える気がしています(笑)。SNSでも話題になった通り、落ちにくさも頼れるポイントです。
「ファチュイテ(FATUITE)」
“マルチプロテクションデイクリームa”
熱意のプレゼンに心震えた、“朝の心強い相棒”
/戸松 沙紀「WWDJAPAN」編集部記者
この発表会にお邪魔しましたが、商品企画のJUNさんの熱量高いプレゼンテーションがとても印象的で、「これは間違いない」と確信したのを覚えています(なんなら少しうるっときた)。リニューアル前も使用していましたが、進化した今はもう欠かせない存在に。守る力と潤す力を兼ね備えたこの“マルチプロテクションデイクリームa”は、時短ながらも本格ケアをかなえてくれます。日中の紫外線や大気汚染から肌を守ってくれるだけでなく、潤いが長時間続き、夕方の乾燥くずれがぐっと減りました。忙しい日々を支えてくれる、私の強い味方です。
【ヘアケア部門】
「エルジューダ(ELUJUDA)」
“エクストラリペア ミルキーセラム”
見た目“ケアの行き届いている髪”にしてくれる
/中村 慶二郎「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
私はパーマ毛で2カ月に1回はパーマをかけ、毎日の洗髪後はタイルドライ後にムースを揉み込んであとは自然乾燥。という生活を送っているため、髪にかかる負担はかなりのものです。そのためか髪表面のパサつきがひどく、こまめにサロンでパーマをかけているのに、ケアしていない感がするのか、よく「天パーですか?」と言われてしまう始末。そんな私の髪を救ってくれたのがこのアイテムで、しっとり滑らかに“ケアしている感”のある髪にしてくれます。何より伸びやすいテクスチャーが、朝時間のない私にぴったり。
「ヘアセオリーラボ(HAIR THEORY LAB.)」
“セラムイン シャンプー”“セラムイン トリートメント”
自分の髪に投資したい、価値あるシャントリ
/新関 瑠里「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
ふと目にした自分の後ろ姿。髪がボサボサ、パサパサ、ウネウネの三拍子そろった状態で、ここまでひどいのかとショックを受けました。髪型を変えてみても根本的な悩みは消えず、いわゆるシャントリジプシーとして何年もさまよってきた私に転機をもたらしたのは、昨年誕生した「ヘアセオリーラボ」です。まず、シャントリ選びの決め手となる香りが心地よく、仕上がりは軽やか。特に悩みの種だった髪のうねりが落ち着いたときには、思わず鏡を二度見しました。同ブランドのヘアミルクを組み合わせると、自分史上もっともサラサラつるんとした髪に!この秋にはウォータートリートメントが新たに登場予定。長年の悩みから解放してくれたブランドだからこそ、自然と期待が募ります。
「ピュアラス(PURELUS)」
“フィニッシュミスト・スターターキット”
肌・環境・財布に優しい“三方良し”アイテム
/沼璃子「WWDJAPAN」編集部記者
「シャワーヘッドを日常的に交換する」というコンセプトに最初は半信半疑でしたが、実際には驚くほど手軽に交換できました。別売りの専用フックの使用で置き場所にも困らず、肌がうるおいつつ毛穴までしっかりと洗える感覚が心地よいです。節水効果もありながら価格は1万円未満。導入は手軽なのに満足度がとても高く、実際に友人におすすめしました。
【フレグランス部門】
「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」
“ルペルスヴァン オードパルファム”
清らかなムスクが奏でる優雅な旋律
/益成 恭子「WWDJAPAN」編集部記者
「セルジュ・ルタンス」は、私が香水の魅力に目覚めるきっかけになったブランドです。パリに行くたびにパレ・ロワイヤルの店舗へ行き、釣鐘形のボトルの香水を買い、花のエキスにデカダンな魅力をまとわせた香りに夢中になったものです。猛暑に疲れ気味の今の気分にぴったりなのが、“ルペルスヴァン”です。“コレクションノワール”ライン初のムスクノートで、清らかで落ち着く香り。ムスク特有の柔らかさとホワイトアンバーの深み、それに爽やかさと微かなスパイシーさが加わり、肌の上で優雅な旋律を奏でます。繊細で上品な香りに導かれスイッチが入る、そんなフレグランスです。
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」
“リブレ ロー ニュ”
肌にも髪にもサラッとまとう上質シトラス
/竹田 紀子「WWDJAPAN」編集部記者
「YSL」のアイコンフレグランスがアルコールフリーに!という驚きとワクワク感があり、発売が楽しみな製品でした。スキンケア成分が配合されているため肌に乗せるとしっとり伸びるテクスチャーで、髪にサラッと伸ばしつけると爽やかシトラスがふわりと。パフュームド ヘアミストとしても使えるのは嬉しい限りです。