ファッション
特集 THE BUYER 20 第14回 / 全19回

JR 名古屋高島屋 村澤藍子 現場と地域性への深い理解で売り場を編集【THE BUYER 20】

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PROFILE: 村澤藍子/JR名古屋高島屋 インターナショナルクリエーターズグループ グループマネージャー

村澤藍子/JR名古屋高島屋 インターナショナルクリエーターズグループ グループマネージャー
PROFILE: (むらさわ・あいこ)1999年にジェイアール東海高島屋入社。2000年のジェイアール名古屋タカシマヤ開業前から在籍し、催事やプロモーション企画、ゲートタワーモール開業準備、営業企画を経て20年から現職 PHOTO : HIROMICHI TABATA
JR NAGOYA TAKASHIMAYA

ジェイアール 名古屋 タカシマヤ

ジェイアール名古屋タカシマヤで婦人服バイヤーを務める村澤藍子さんは、2020年に同職に就任し、同店4階の国内外問わずグローバルなファッションを提案する自主編集売り場「スタイル & エディット(STYLE & EDIT)」でバイイングを担当してきた。コロナ禍直撃のタイミングでバイヤーとしてのキャリアをスタートしたため、リモート商談から海外出張再開までの変化を経験してきた。1999年の入社以来、長年にわたってプロモーション企画や営業企画を担当し、現場感覚を持ち合わせる村澤さんは、百貨店のバイヤーとしては異色のキャリアを歩んできたと言える。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月8日号からの抜粋です)

「名古屋らしさ」を生かし
新興ブランドを開拓

同店舗はJR東海の傘下であり、他の高島屋店舗とは独立した運営体制を取る。村澤さんの買い付けは1店舗限定で完結する点が特徴だ。「セントラルバイヤー制ではないので、特定のお客さんを想定してアイテムを選定できる。顔と名前を知っている顧客を念頭に商品を仕入れることは、消化率の高さにも直結する」と語る。「バイヤーも1人の販売員」という考えのもと、現場スタッフとの情報共有を重視し、販売員の納得感を得ながらMDを組み立てる姿勢が、同店の強固な顧客基盤を支える。

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