ファッション

「ルイ・ヴィトン」の317点が競売に マーク・ジェイコブスからファレル・ウィリアムスまで10年間のアイテムが出品

パリのオークションハウス、ボナムズ・コルネット・ドゥ・サン・シール(以下、ボナムズ)は8月27日〜9月10日、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアイテムを出品するオンラインオークション“モノグラム イン ザ スポットライト”を行う。マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ニコラス・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のデザインや歌手のタイラ(Tyler)やアーティストの村上隆とのコラボレーションを含む全317点が登場する。落札価格は150ユーロ(約2万5000円)からスタートし、最高8000ユーロ(約137万6000円)での取引が予測されている。

同オークションは個人収集家の提供によるもので、ハンドバッグやレザーグッズを138点、ジュエリー、アクセサリーを77点、スカーフやショールなどを80点、プレタポルテのウエアを10点などをラインアップする。

注目は2021年の“カプシーヌ BB”で、予想価格は4000〜6000ユーロ(約68万〜103万円)だ。また、シルバーレザーのモノグラム“プティット マレ”が2500〜3500ユーロ(約43万〜60万円)、ジェスキエールによる2023-24年秋冬コレクションで披露されたボンバージャケットが1200〜1800ユーロ(約20万〜30万円)、シマウマのパッチをあしらった“アルマ BB”が1000〜1200ユーロ(約17万〜20万円)と予想される。

ヒューバート・フェルバック(Hubert Felbacq)=ボナムズ ファッション・アクセサリー部門ディレクターは、「今回のオークションは『ルイ・ヴィトン』へのオマージュだ。単一オーナーにより出品される過去10年間にわたるコレクションは、ファッションの歴史において、『ルイ・ヴィトン』を新たな時代の先駆的な存在に押し上げてきた独創的な作品や画期的なコラボレーションを含む。商品は綺麗な状態で保管されており、世界中のコレクターを引きつけるデザインをそろえている」とコメントした。

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