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連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第105回

旅先で実感した、ドライヤー格差

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旅先で実感した、ドライヤー格差

先週お届けした出張にまつわる話の続きになりますが、宿泊時に使用するドライヤーも気になるポイントでした。いずれもパナソニック(PANASONIC)のドライヤーが設置されていたのですが、3000円前後のモデルで、風量も仕上がりも物足りなさを感じてしまいました。自宅ではMTGの“リファビューテック ドライヤースマート”を使用しているのですが、その性能の高さをあらためて実感。短時間で乾かすことができますし、髪が乾燥しすぎず、まとまり感がまるで違うのです。毎日の「当たり前の基準」が、知らぬ間に引き上がっていたことに気づかされました。

考えてみると、ドライヤーの高級化は10年ほど前からではないでしょうか。ダイソン(DYSON)がドライヤー“スーパーソニック”を2016年に発売したのが契機になった記憶があります。家電量販店には4〜5万円台のドライヤーが並ぶようになり、現在では10万円を超える製品も登場しています。もはや「ドライヤーにそこまでお金をかけるの?」と驚くよりも、「髪も肌と同じように丁寧にケアするもの」という価値観が広がり、高価格帯のドライヤーもすっかり市民権を得たように感じます。遠赤外線、低温速乾、プロのブロー技術を再現する自動温度調整など、技術の進化もめざましく、選ぶ楽しさも増しています。

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