
先週末から今週はじめにかけて鹿児島、高知、愛媛の出張でした。その内容は5月26日号の「WWDBEAUTY」で紹介しますのでご一読いただけますとうれしいです。取材先はいずれも化粧品の原料となる植物を栽培している農地だったので、駅から離れた場所にありました。よって宿泊を伴うものだったのですが、今回利用したビジネスホテルのアメニティーチェックをついしてしまいました。
ホテルに導入されていたのは、アメニティー事業を展開するポーラ(POLA)のホテルアメニティーブランドの「シャワーブレイク(SHOWER BREAK)」、コーセー(KOSE)の「スティーブンノル(STEPHEN KNOLL)」「ネイチャーアンドコー(NATURE&CO)」でした。アメニティー事業を展開する2社の全国への浸透度に感嘆です。一方で、今回取材した企業が手掛ける地域発の化粧品ブランドを現地のホテルに導入できたら、地産地消を実現でき地方発のブランドを多くの人にアピールできるのではとも感じました。鹿児島の企業は一部ホテルで導入していると話していましたが、県全体で地場産業を盛り立てる土壌が生まれるとよいですよね。
そのほか、印象に残ったのが各ホテルで環境に配慮した取り組みが当たり前だったこと。3泊未満は部屋の掃除をせず、タオルやゴミ箱の交換のみ実施するところが大半でした。また歯ブラシやボディータオル、綿棒、ブラシといったアイテムは受付の横にそろっていて、必要な分を持っていく仕様になっていました。愛媛のホテルの歯ブラシには、「非食用米35%を配合したエコハンドルです。パッケージはプラスチック使用量を減らすため紙を使用しています」とありました。ヘアブラシも非食用米率の明記があり、T字カミソリには紙パッケージを採用と見た目にも環境配慮が伝わる設計でした。こうした“選べるアメニティー”や“掃除の省略”といった取り組みが標準化されていることに、日本の宿泊業界全体の意識の変化を感じました。
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