ビューティ

セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売

セブン-イレブンで展開するコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は5月23日、誕生25周年を記念しブランドデビュー当時のパッケージを再現した限定アイテムを発売する。アイテムはアイブロウペンシル、リップスティック、リップスティック付きのパウダリーファンデーションで、ブランド名の由来でもある“楽園(パラダイス)”をイメージしたデザインになっている。

デビュー当時のデザインをアップデート

ラインアップは、自然なふんわり眉が描ける“アイブロウペンシルN”(全3色、各750円)、美容液成分を約80%配合し、青みを抑えて明るい印象をかなえる“エッセンスルージュS”(全2色、各990円)のほか、気になる毛穴をふわっとぼかす“パウダリィファンデーションex”[SPF35+・PA+++]の価格を据え置き“エッセンスルージュS”限定色のカシスブラウンを付けた“リップ付きパウダリィファンデーションex”(全2色、各1320円)の3種7アイテム。アイブロウは髪色に合わせた3色、リップはブラウンレッドとローズピンクの2色を用意した。

華やかな花々が彩るパッケージは、ブランド誕生当時の「使うたびにパラダイスにいるような心躍るときめきを感じてほしい」という願いを込めたデザインをアップデートしている。

“コンビニコスメの女王”が歩んだ25年

「パラドゥ」はコンビニコスメ黎明期の2000年4月、ピアスグループのメイクアップブランド「ケサランパサラン(KESALANPATHARAN)」の妹ブランドとしてデビュー(現在は独自ブランドとして展開)。セブン-イレブンの店頭販売の知見と、デパコスからプチプラまで幅広い製品を手掛けるピアスグループの技術を融合させ、それまでのコンビニエンスストアにはなかった「使用感も発色も満足できる」本格的なコスメを企画、開発した。

コンビニは毎日のように食品や日用品の新製品が店頭に並び、8割のユーザーが週に1回来店するという、化粧品販路の中でも特殊な環境にある。「パラドゥ」は当初からその環境を意識して新作を発売しており、25年間で投入したアイテムは全289品目1266品種。週に1個新作を投入している計算で、ブランド全体の累計売上個数は1億個にのぼる。

誕生時は間に合わせや緊急買いニーズが約8割を占めていたが、03年のティント美容液や08年の涙袋メイクパウダー&アイライナーなど、トレンドを先取りしたアイテムがヒットするなどし、やがて「セブン-イレブンで買えるコスメ」として広く定着。以来、四半世紀もの間、最旬アイテムが買えるコスメとしてセブン-イレブンの日用品棚で存在感を放っている。

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