ビューティ

「ルイ・ヴィトン」がビューティ始動 今秋リップ55色、バーム10種、アイパレット8種発売

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は今秋、ビューティライン「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン(LA BEAUTE LOUIS VUITTON)」を始動する。英メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)がコスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターを務め、審美眼と知識を生かし、製品だけに留まらないライフスタイル&ビューティ体験を創造するという。第1弾はリップスティック55色とリップバーム10種、アイパレット8種を用意。1年目には116店舗で取り扱い、順次拡大予定だ。

マクグラス=コスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターは、「20年以上、『ルイ・ヴィトン』のファッションショーのバックステージで活動してきたが、『ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン』の立ち上げにあたり重要な役割を担うことができ、とても興奮している。これは、卓越した職人技やクリエイティビティー、革新性の結晶。メゾンのビューティの世界は単なる製品を超え、ラグジュアリービューティの新次元を切り開くだろう」と話す。

ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者(CEO)は、「品質、処方、そしてイノベーションに徹底的にこだわる『ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン』の登場は、メゾンのビジネスの進化においてごく自然なこと。この新たな世界が、お客さまの日常により多くの目的と喜びをもたらす機会となり、またメゾンのクリエイティビティーと伝統を讃えていくだろう」と語る。

第1弾製品

第1弾のリップとアイパレットは、開発に4年を費やした。製品はどれもストーリー性を携えている。リップスティックの55色は、ブランドのイニシャルである「LV」をローマ数字に見立てた数を採用。全貌はまだ公開されていないが、マクグラス=コスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターは、「洗練され、格調高く、美しいコレクションよ。『ルイ・ヴィトン』には伝統的な素材やカラーコード、彫刻的なエレガンスがある。『ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン』にも芸術性やクラフツマンシップ、素材の卓越性などを落とし込んだ。きっと気に入ってもらえると思う!」と自信を見せる。

ベッカーリ会長兼CEOは、「ビューティは大きなカテゴリーなので、5年以内にあらゆるカテゴリーをカバーする製品を拡充する」と展望を明らかにする。なおビューティ製品の発売には、キャリーケースや革小物などの製品を付属させるという。

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