サロン専売ヘアケアブランド「オラプレックス(OLAPLEX)」が好調だ。2024年の売り上げは前年から大きく伸長し、過去最高を更新した。
「オラプレックス」は14年にアメリカで誕生。日本では、18年に販売代理店のプロジエが展開を始め、23年1月にオンライン販売をスタートした。現在、6000軒以上のヘアサロンで展開しており、店販も好調に推移しているという。
契機はコロナ禍だ。「ステイホームで美容室に行けなくなり、ホームケアアイテムの需要が高まった。すでにその製品力の高さで美容師さんからの支持を獲得していたため、彼らによる紹介やSNS投稿が話題を呼び、エンドユーザーに広がった」(水谷美月PR)。以降、著名人によるオーガニックな口コミなども後押し、売り上げは右肩上がりに成長している。
25年は、2月にミルクタイプの洗い流さないトリートメントと眉毛美容液を発売し需要拡大を狙う。
そのほか、新製品の発売も計画中だ。水谷美月PRは「(製品展開に関して)理・美容師を1番に考え、彼らを通してエンドユーザーのことを考えている。髪の毛を痛めずに好きなデザインをかなえるアイテムで、彼らをサポートしていきたい」と話す。