ファッション

ジェイデン・スミスが奇妙なお城を被ってレッドカーペットに登場 第67回グラミー賞

アーティストのジェイデン・スミス(Jaden Smith)が第67回グラミー賞のレッドカーペットで披露した個性的なルックが注目を集めている。

妹のウィロー・スミス(Willow Smith)とともに登場したジェイデンが「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスーツに合わせ被っていたのは、お城の形をした巨大なヘッドアクセサリー。これは、ルーマニアのトランシルヴァニア地方にルーツを持つデザイナー、ドラ・アボディ(Dora Abodi)が立ち上げたインディーズブランド「アボディ(ABODI)」が今回のために特注で製作したものだ。

吸血鬼伝説に着想

1897年に発表されたブラム・ストーカー(Bram Stoker)の小説「吸血鬼ドラキュラ」の影響でトランシルヴァニアはヴァンパイアと関連付けられることが多いが、「アボディ」もヴァンパイア伝説を含めた神秘的な伝説にインスパイアされたアイテムの数々を発表している。

「この地域の伝説、民間伝承、神話にインスパイアされたこのブランドは、悪名高いバートリ・エルジェーベト(16世紀の貴婦人)をはじめ、その吸血鬼の民間伝承との暗いつながりを「アボディ」の作品に反映させている」(ブランド公式サイトより)

「吸血鬼ドラキュラ」に登場するドラキュラ城のモデルとされているブラン城とよく似た特徴を持つジェイデンのオーダーメイドヘッドピースの通称は、“ヴァンパイア・キャッスル・ヘッドピース(Vampire Castle Headpiece)”。価格は4500ドル(約60万円)以上で、アボディによると本アイテムは永遠、官能性、回復力を象徴しているのだそう。

「アボディ」はジェイデンのほか、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)やレディー・ガガ(Lady Gaga)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)らが着用している。

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