ファッション

日本初旗艦店の「タンバリンズ」オープン初日は行列300人 中には4時間待ち、徹夜組も

韓国のコスメブランド「タンバリンズ(TAMBURINS)」とアイウエアブランド「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」は3月14日、日本初の旗艦店を東京・青山にオープンした。当日は朝から100〜200人ほどの行列を作り、安全面からオープンを急遽40分繰り上げた。両ブランドの待機列は分かれており、「タンバリンズ」の列は最大300人に、「ジェントルモンスター」の列は最大100人に達するなどし、注目度の高さをうかがわせた。オープン前日の22時時点で、すでに5人ほど並んでいたという。

「タンバリンズ」はオープン2時間前で長蛇の列

「タンバリンズ」オープン初日の状況について、PR担当は「開店前からすでに200人ほどが並び、11時45分頃のピークは300人が列を作っていた」とコメント。「今回は“エッグパフューム”と、そのノベルティーが欲しくて来店した」という2人組みの女性は「もう4時間は並んでいる」と疲れ顔。購入を終えたという埼玉在住の女性は「10時30分に並んで、15時30分頃に購入できた。『タンバリンズ』は前から好きで、韓国の旗艦店にも何回か行ったことがある。東京に初上陸するという話題性があるのはわかっていたが、まさかここまで列を作るとは……予想外だった」と驚きの表情を見せた。

16時時点で売り切れているアイテムはなく、BLACKPINKのジェニーが着用したことで話題になったエッグ型フレグランス“エッグパフューム”のノベルティー、特製パールケースもまだ用意があるという。“エッグパフューム”のほか、“パフュームシェルハンドクリーム”や定番のフレグランスコレクションなどを購入している人が多く見られた。

「ジェントルモンスター」の待ち時間は、2〜3時間

「ジェントルモンスター」の待ち時間は2~3時間で、男性2人は「並びすぎていたので、諦めてしまった。都内に住んでいて近いので、後日また来たいと思う」と行列を離脱。購入を終えた男性は「列に2時間ほど並んで、会計まで1時間かかった。“ボールド コレクション”や“ジェントル ジェリー コレクション”などのアイウエアを5本購入し、目当ての商品が買えて良かった。東京初の旗艦店ということもあり、このくらい混雑するだろうとは予想していた」と笑みをこぼした。

「タンバリンズ」と「ジェントルモンスター」の両ブランドを併設し販売するのは世界初の試み。2階建ての路面店で、1階はショールームのように商品とアート作品をディスプレイし、ブランドの世界観を紹介する。購入アイテムは、2階のカウンターでオーダーして会計する。「ジェントルモンスター」は7日に発売した「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」とのコラボアイウエアコレクションも販売。国内初店舗となる「タンバリンズ」は“パフュームシェルハンドクリーム”“エッグリップバーム”“パフュームバーム”などの代表アイテムをはじめ、ボディーケアやキャンドルなど幅広いアイテムを扱っている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。