コロナショックを経てなお、ジャパンデニムはグローバルファッションマーケットにおいてキラーコンテンツだ。では、ジャパンデニムの産地といえば?「児島(岡山)」との回答が多いだろうか。ただし、それに全力で「否!」とリアクションするのが福山(広島)だ。今回、広島出身の河村浩三コロニークロージング(COLONY CLOTHING) ディレクターが“先生”として引率する形で、東京から有力バイヤーらが福山入りし、生産背景を体験。「WWDJAPAN」もそれに帯同した。(この記事は「WWDJAPAN」2024年1月15日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
プロフィール
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先生役:河村浩三
コロニークロージング ディレクター
シンガポールのセレクトショップの創業者。海外のマーケット事情に詳しく、広島県出身ということでアドバイザーとして白羽の矢が立った
生徒役:古田大輔
イセタン羽田ストア バイヤー
伊勢丹新宿本店メンズ館の“良いところ”を凝縮した羽田空港内のショップを担当。毎週土曜日には店頭に立ち、接客も行う
生徒役:手塚直樹
ドゥエア・インク 営業
イタリアファッションのことならお任せあれ! 東京・恵比寿のショールームに勤務し、ダンディズムとイタリア語を操る
生徒役:佐藤匡時
ワープ アンド ウェフト 代表
企画&生産管理として、ファクトリーブランドを複数ハンドリング中。ビームス(BEAMS)などをクライアントに抱える
生徒役:永原太蔵
ブライベルガー エンタープライズ 代表
元トゥモローランド(TOMORROWLAND)にして、元ロンハーマン(RON HERMAN)。オリジナルブランド「ブローダー(BROADER)」などをディレクションする
染色
藍屋テロワールは、福山市北部の山間部で蓼藍(たであい)の栽培から、それを乾燥・発酵させた染料の蒅(すくも)作り、染めまでを一貫して行っている。藤井健太代表は、「日本に古くから伝わる、100%オーガニックな“天然灰汁(あく)発酵建て”を採用しています」と話す。
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