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特集 先行企業に学ぶ生成AIのビジネス活用 第3回 / 全8回

インターネット広告の理想実現へ サイバーエージェントの生成AI活用

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PROFILE: 毛利真崇/AI事業本部AI クリエイティブDiv. 統括

毛利真崇/AI事業本部AI クリエイティブDiv. 統括
PROFILE: (もうり・まさたか)2005年サイバーエージェント新卒入社。 広告代理事業の営業に従事した後、セントラルアカウントデザイン室を立ち上げ、広告プロダクトのアルゴリズム解析および運用設計、自動化ツールのプロダクトマネージャーを担当。17年にAIクリエイティブDiv.を立ち上げ、AIや3DCGを活用した広告クリエイティブの効果予測や自動生成の研究開発を行う PHOTO : SHUHEI SHINE

インターネット広告事業を展開するサイバーエージェント(CyberAgent)は、事前に広告配信効果を予測する「効果予測AI」を活用し、革新的な制作プロセスで広告クリエイティブを制作する「極予測AI」を独自に開発。2020年5月からサービスに取り入れている。(この記事は「WWDJAPAN」2023年10月30日号からの抜粋です)

ターゲット別クリエイティブを週次で更新へ

インターネット広告の8割以上を占める運用型広告に対応し、配信中で最も効果が出ている既存クリエイティブに対し、新クリエイティブの効果予測値を競わせ、AIによる効果予測値が既存1位よりも上回った新クリエイティブのみを広告主に納品。広告を配信し、広告効果がでた時のみ制作費をもらう成功報酬型で、サービスを提供している。

同社には、デジタルマーケティング分野において、幅広いAI技術の研究開発組織を行う「AI Lab」がある。AIクリエイティブDiv.は、「AI Lab」と連携し、画像処理や自然言語処理、機械学習領域などの研究成果をサービスに社会実装している。毛利真崇AI事業本部AIクリエイティブDiv. 統括は、エンジニア約100人とクリエイティブチーム約300人の両方を率いる。

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