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連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT

「スリー」が手掛けるワインのようなフレグランス【エディターズレター:BEAUTY ADDICT】

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※この記事は2023年09月07日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

スリー(THREE)」が2009年の誕生以来、初めてのフレグランスを発売します。しかも調香は精油のみで構成しています。国産原料をいち早く取り入れた自然派ブランドだけあって、キー成分のゼラニウムには並々ならぬこだわりがありました。名水を生む熊本県南阿蘇で栽培したものなのですが、土作りから収穫まで「スリー」のスタッフが深く関わったそうです。

以前から「スリー」のフレグランスが欲しいという声があったのに、なぜこのタイミングでフレグランスを発売するのかとブランド担当者に聞いたところ、「精油で構成したかったが量産するための植物の確保と処方ができたから」といいます。特にゼラニウムはハウス栽培と露地栽培を比較し、香りや機能が高い露地栽培を選択するなど、こだわりを感じます。収穫は手摘みで行い、スタッフがシフトを組んで南阿蘇へ出向いたそうです。

5種の香りを用意しますが、中心になる“00リトゥン イン ストーン”(9mL、5060円)はニュートラルな状態に導いてくれる香り。最初の処方がどんぴしゃで一切変更なく進めたそうで、20年以上開発に携わってきた中で初めてのことだそうです。単品で嗅ぐとその効果が分かりづらいのですが、何種類か嗅いだ後にこの商品を香ると、ニュートラルという言葉が腑に落ちるのです。量産体制がとれたとはいえ、ゼラニウムの収穫には限りがあります。気になる人は早めに商品に触れたほうがよいかもしれません。このフレグランスは、毎年のゼラニウムのできによって香りに多少の変化が生じるともいいます。言ってみればワインのようなフレグランスです。マニア心のある人にもおすすめします。

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