ファッション

デニムが人気のファッションブランド「タナカ」が根津美術館向かいに初の直営店を出店

タナカサヨリとクボシタアキラが手掛けるウィメンズ、メンズのファッションブランド「タナカ(TANAKA)」は、東京・南青山に初の直営店をオープンした。根津美術館と道路を挟んで向かい側のビンテージマンション2階の1室で、窓からは美術館の木々もよく見える。同じマンションの1階には「アーツ&サイエンス(ARTS & SCIENCE)」なども出店し、上階には「タナカ」のオフィスも入居している。

ブランドが強みとするデニムアイテムを充実しているほか、オープンに合わせて、2023年春夏で打ち出した写真家・小浪次郎との協業コレクションをそろえている。シルク生地に小浪のアーカイブ写真をプリントして縫い付けたTシャツ(2万2000円)やスエットなど。オフィスと同じマンション内に店があることを生かし、過去のシーズンの商品なども臨機応変に取り扱うという。営業時間は毎週金〜日曜の12〜20時。

今後は、服だけでなく「『タナカ』のフィルターを通して選んだアイテムの展示や販売も予定している」という。その1つが、クボシタが収集しているというビンテージ家具だ。店頭では、工業デザイナー、ディーター・ラムス(Dieter Rams)によるブラウン(BRAUN)の白いレコードプレーヤーを現在展示している。

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